家は、一生で一度の大きな買物ですよね。
昔から、「家は3回建てないと満足いくものは出来ない。」と言われますが・・・・
確かに、建ててみないとわからない、住んでみないとわからない、という部分はあると思います。
あなたは、3回も家を建てますか?
平均的な会社員の年収が平均500万程度と考えると、家の価格はその3倍から5倍の大きな買物になります。しかも、それを住宅ローンで30年あまりの期間をかけて払い続ける必要があります。
一人の人間の人生は今や80年と言われますが、その内、働き盛りの約40年間で稼ぎ時の8割位の年月を住宅ローンの返済にあてることになります。
働き盛りは、同時に遊び盛り、子育て盛り、人生の全盛期でもあるわけですが・・・
そんな人生の大切な時期に多額の住宅ローンを抱えて、楽しい人生が送られるでしょうか?
どうして家が必要なのだろう?なんの為に、誰の為に家を建てるのだろう?
今一度、自分に問いかけてみて下さい。
結婚して、子供が出来て、あなたの人生の中で、苦しい時も、楽しい時も、その苦楽を伴に過ごす家族が出来て、今よりもっと豊かで幸せな人生を歩んでいきたい。と思うのが当たり前ですが、家がないと出来ないことでしょうか?
家なんか建てなくたって、豊かで幸せな人生は送られませんか?
人間には他の動物にはない野心という感情があって、より大きな幸せや豊かさを求めるものですが、家はそんな野心の一旦にすぎないのではないでしょうか。
じゃーなんの為に、誰の為に家を造るかといえば・・・自己満足?いや・・・やっぱり、苦楽を伴にしていく家族の為でしょうか。
でも、そうかといって、多額の住宅ローンを背負って、結果的に、それが原因で家族の幸せや絆を奪うこともあります。
私が、今の仕事をする前は、名古屋市内で、今は無きデベロッパーに勤めておりました。その頃の世は、まさにバブルの絶頂期!建売住宅、分譲マンションが飛ぶように売れたものでした。
その頃に私が販売させて頂いた住宅は、公庫融資、年金融資、銀行の3本立てで、住宅ローンを組み、最初の1年から5年、5年から10年と段階的に支払額が増えていくものでした。
気づいたら、バブルは弾け、その場しのぎの無理な住宅ローンを組まれた方は、ローン地獄に陥り、家族はバラバラ、家も処分しなくてはならない、というような方をたくさん見てきました。
家が原因で・・・家さえ買わなければ・・・こんなことにはならなかったのに・・・
今、この文章を読んで頂いている方、そして、私が家造りをご依頼頂いた方には、絶対にこんな目にだけは会って頂きたくないと思います。
住宅建築を商売としている私が言うのもなんですが、一生一度の人生の中で、決して家が全てではないわけで、無理して家を買って苦労するならば、一生借家暮らしであっても幸せな人生が過ごせることもあると思います。
でも、それでは私の商売は成り立ちませんので・・・
良く言われることは、家賃は捨て金、持ち家は財産形成?誰の為の財産????
確かに、次の代にも引き継げる財産?になります。でも、たぶん、家を造ってから50年後ぐらいには、もうこの世にはいませんよね。

あなたは、あなたの家族の大黒柱ですか?だとしたら、もし、今の生活状況であなたがいなくなったら、家族はどうなりますか?
高い家賃のアパートで、一生家賃を払い続け、あなたの大切な家族が路頭に迷うようなことにはなりませんか?
もしそうだとしたら・・・家を住宅ローンで買うことをお考え下さい。何故?
もし、あなたに万が一のことがあったとしても、住宅ローンがあなたの家族を守ってくれるからです。家を造ることは、家族の生活を守る為の保険でもあるのです。

家を建てられる方は、皆さんご自分の予算というものをもってみえるわけですが、果たしてそのご予算は、どこから弾かれているのでしょうか?
気に入って建てようとする家の価格が、たまたまその価格だから、ですか?
住宅ローンが借りられる範囲内だから、ですか?

でも、せっかく建てるなら、気に入らない中途半端な家なら、建てない方がましかもしれません。安ければいいというものでもないですよね。
もう一度良く考えてみて下さい。それが本当の幸せに繋がるのかどうか。
当社は、お客様が心底納得して頂ける家、本当の意味で幸せでより豊かな生活が送られる家だけを建てさせて頂くことをモットーとしています。
手間暇はしっかりかかります。が、しかし・・・お客様の一生に一度の買物ですから・・・納得いくまでお付き合いさせて頂きます。
当社は、単なる技術者の集団です。だから、上手な話やまともな営業はできません。ですが、単純に、あなたの夢を「カタチ」にする。為の、きっと何かお役にたてることがあると思います。
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